アフターセブン

matsutei2008-02-07

昨日は、六本木スーパーデラックスでCOMBOPIANOのライブ。初スーパーデラックスだったがゆるくて居心地がよい。立ってたから疲れたけど。COMBOPIANOは「Ribon」以降ととにかく作風が違ってまだ慣れない。でもライブ自体はよい。アルバムももうすぐ出るとのこと。

冷たい夢、明るい休息

冷たい夢、明るい休息

イベントは芋づる的に情報を入手することができる。これはなかなかバーチャルじゃむずかしい。また、渡されたチラシの束の中の発見など。たとえばこれ↓

ティーヴ・ジャンセン ソロ・コンサート 'Slope'
2008年2月29日(金)18:30 開場 19:00 開演
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール TEL 03(5701)2924
出演:スティーヴ・ジャンセン、小山田圭吾高木正勝、他
映像演出:伊瀬聖子
チケット:6,500円(税込、全席指定)[未就学児童入場不可]

チケット既にはなさそうだ。でもバーチャルにも強みはある。たとえば「スティーヴ・ジャンセンって誰?」と思って検索すると動画を観られたり↓

雑誌の未来

ロフト阿佐ヶ谷に行ってきた。混んでいた。少し予想していた。ただ、何にひかれてこれだけの人がきたのかはわからない。業界の人もそれなりに。仲俣さんは「雑誌とかで特集としてやったら最低のタイトル」といっていたけど、意外とそういうベタさにひかれるものなのかもしれない。しかし意外に未来の話はなかったから期待はずれだった人もいるのかも。
・言いたいことがなければだめでしょう(森)
・言いたいことなんてない(壱)
・紙はさわれる。紙は人(森)
・売れることを始めに考える(森)
・雑誌は興行(壱)
寝不足&立ち見疲れ&酔っぱらいのため橋本さんと仲俣さんの発言の記憶がおぼろげ。誰かレポートのせないかな。壱岐さんみたいな人とも仕事をしてみたい*1
いい場所があれば、ブッキング次第でけっこうやりくりできるのかもしれないとあらためて思う。僕は「雑誌」より「場」に興味があります。その意味では仲俣さんの「雑誌的なるもの」についてはまだ聞きたりない。

阿佐ヶ谷いいとこだ。やっぱり。

*1:後で知ったけど彼は久住・谷口『孤独のグルメ』の連載の担当編集者だった。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A4%E7%8B%AC%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1

「雑誌に未来はあるか?」@阿佐ヶ谷ロフト

■阿佐ヶ谷ロフトでのトークイベント「雑誌に未来はあるか?」
http://d.hatena.ne.jp/solar/20080115

阿佐ヶ谷ロフトでのイベントタイトルに掲げた「雑誌に未来はあるか?」という問いは、「出版界に未来はあるか」というみみっちい問いなどではなくて、「雑誌的なるもの」の行方であり、それはどこか本質的な部分で、私たちの生活の根幹とも結びついているのだと思う。
http://d.hatena.ne.jp/solar/20080131#p1

ゲーム三昧日和

5日 仕事始めの日に意外に遅くまで働いてしまったため、昼過ぎまで寝る。近所の喫茶店でフージーとカレー。6種類近くあるのに関わらず、いつきても前回何を食べたか憶えていないぐらい味の違いが感じにくい。もうここでは当分カレーは食べないことにしてみるか、左から順に食べていってみるか。しかしフージーの報告による新人の姿が見られず残念。
帰宅して、同居人を誘って下北沢、吉祥寺をはしご。吉祥寺では8年振りくらいに飯の食えるジャズバー「スクラッチ」に行く。ここはランチがきもちよいのだ。テンションがあがったので食後のゲーセンに行くが、自宅にあるXboxのほうがよっぽど面白いと思い、がっかりする。いや、Xboxがすごいのかもしれない。
6日 ゲームの夢をみた。やりすぎか。
昼前に下北沢にでかけ、「kate coffee」で朝ご飯を食べてのんびりする。窓が大きくてとてものどか。古本で買って鞄に入れていた「季刊・本とコンピュータ (第2期8(2003夏号))」の「本のエコノミー」と「デジタル共有地」の特集が面白かった。1月31日に阿佐ヶ谷ロフトで仲俣さんのイベントもあるし、この際なので本コンを読みあさってみようと思った。
シネマアートン中平卓馬のドキュメンタリーがまたまたアンコール上映していたので、今度こそは逃してなるものかとモーニングショー(14時〜)を見る。見るからに変なおじさんだが、そして実際に変だが面白そうな人である。この映画は、中平の著書では知ることの出来ない「その後」を伝えているのだろうけど、とりあえず著書を手に取るきっかけの映画だなと思った。以下はいずれ思い出してみたい言葉「記憶」「創造」「自意識を崩壊させて再構築する」などなど。
エンディングにかかっていたブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」があまりによかったのでレコファンに行って中古を購入。満足な日曜日。さて残るは掃除かな。

季刊・本とコンピュータ (第2期8(2003夏号))

季刊・本とコンピュータ (第2期8(2003夏号))

ラジオのように

ラジオのように

仕事始め

今年はこれまでにないくらいグータラなお正月だった。
また4日から仕事がはじまるため、たんなる連休感覚しか残らなかった。しかしやりたかった多くの事柄の「ひとつ」をなし得ただけでもよかった。あとお雑煮も作ったし、うまかった。
2日は新同居人の引越し、3日は実家に帰って祖父の介護をした。両日とも意識的に体を動かしたため自分の体について久しぶりに感触を得る。人のお風呂につきあうのは意外に悪くないなと思った。
4日朝、7時起床。朝ご飯を食べたりして1時間半くらいのんびり過ごす。早起きってすばらしい。会社そばのタリーズで一服してから出社。

仕事納め

おごえっ。もう2ヶ月も書いていなかったか。なんくるないさー。
そういえば10月後半からは、生活も仕事もダイハードだった。でも、良いこともあった。おもしろい小説も読んだ。うまいものも食った。欲しいものも買った。
来年はできるだけこれらをつなげていける仕事をしよう。そしてそのためにもそろそろ「職業訓練所」も卒業だ。

以下は1月の阿佐ヶ谷ロフトのスケジュールからピックアップ。
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

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08/01/17(木)
園子温トークライブ「現代とは何か?」
【出演】園子温(映画監督)宮台真司社会学者)
OPEN 18:30 / START 19:30
¥1500(飲食代別)<当日券のみ>

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08/01/20(日)
「女の時代といわれてるけど、私たち元気になったわけ?」パートII
【出演】犬塚左恵(ミリオン出版編集者)神林広恵フリーライター)高崎真規子(フリーライター)田中ちさ(亜紀書房編集者)他女子多数
OPEN 17:30 / START 18:00
¥1000(飲食代別)

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08/01/31(木)
燃えよ(萌えよ)中央線Vol.15
「雑誌」に未来はあるか?
【出演】仲俣暁生 森山裕之 ゲストあり
OPEN 18:30 /START 19:30
¥1000(飲食代別)

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バッテリーの残りが15分です。

10月20日(土)
久々に何もしないに近い土曜日。昼過ぎまで爆睡して、ワインバーで遅めのお昼ご飯を食べる(聞こえがおしゃれだな)。客は自分だけ。ここ安いし美味しいのに駅から離れると人の足は届かない。駅から遠い方がおいしいお店があるとつくづく感じる。
昨日、仕事の合間に三省堂に行き「頭にビジュアル要素をぶちこみたい!」という欲求で革の鞄を特集していた雑誌*1を購入した際にレジ側の平台に並べてあった橋本治の『橋本治の行き方』(文庫化されたようだ)を一緒に購入した*2。オレンジジュースを飲みながらそれをぺらぺらめくる。あまり彼の著書は読んだことがないのだけど不思議な文章だけど結構好きかもしれない。
その中で彼が「コンビニで高級品のおにぎりが普通のおにぎりより高値で売られているのに、良い本は値段が安くなるのはなぜか」というようなことを書いていた。確かに不思議だ。そういう売り方は出版という業界のかなり変な部分であるのだろう。
帰りがけに下北沢の南口の古本屋に立ち寄ると定価よりも高い古本が売られていた。これも不思議だ。いやこれが普通か?古本屋は出版の業界とは言えないのだろうけど、その店の店主が良い物だと思ったものは定価以上の値が付き、お客も場合によっては、それを良い物だと判断し、その値段でも買っていく。もちろん希少性に依存する話ではあるけど、それだけでなく、良い本だからという理由で値付けされている部分もあるはずだ。
しかし、最近出たばかりの下北沢在住の著者の本が定価の半額以下なんかで売られていると、古本屋はとてもシビアだし、同時に妙に信頼がおけてしまうと思った。橋本治は「良い本だから高いのだと言えないのであれば、それは批評の不在である」みたいなことを書いていたけど、その意味では古本屋には批評が存在しているのかもしれない。
残り5分だ。
その後、ひさびさに気流舎に寄って2時間ばかりおしゃべりをする。なぜ加藤君が会社を辞めたのかという話が印象に残った。彼は「組織がいやだった」という。僕の解釈では、単に人と一緒に何かをするのがいやというよりも、それを過剰なまでにできてしまう自分、同時にそれを期待してくる空気に絶えられなかったというようなことだと思った。それは自分のことかもしれないけど。いやそういえば1階の人もそんなことを言っていた。
コーヒー豆を購入して一度帰宅。和菓子と日本茶をすすめられる。あんこと栗よりも外側の方がおいしい。饅頭よ、それでいいのか!
LOSTの第7話を見たり、マリオサッカーをやって夕食がてら下北に。いつもはおだやかな空気のズーは業界人っぽい酔っぱらいのオヤジ達のせいで居心地が悪かった。久々に人をなぐりたくなったし、「まだまだ長生きしてくれよ、死なないでくれよ」とわけのわからない発言を繰り返すオヤジを見ていてこの世代オヤジなんてみんな死ねばいいなんて僕のドキュンが顔を出す。店を替えてせっちゃんで日本酒を飲んでいたら向かいのお店でバックギャモンをやっているオヤジ達にまじってシモッチがいるのを見つける。そしてせっちゃんに入ってきていつもの調子で話して立ち去っていった。やっぱりオヤジがいなくなってもそれはちょっと困ると思った。帰りがけにセブンイレブンで朝ご飯と『ベルセルク』一気読み版を購入。寒いので今日もバブ風呂だった。ババババーブー。

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

ベルセルク (31) (Jets comics (267))

ベルセルク (31) (Jets comics (267))

*1:川上未映子に一目惚れしたー

*2:しかしほんと最近読みたいと思った物が文庫化されててうれしい。大きいのはイヤよあたし。